鍵を閉めたから安心と思っていても、種類によっては簡単に開いてしまいます。
ピッキングという言葉を聞いたことがあると思います。ピッキングとは、錠前や鍵を使用せず、破壊しないで、ピックと呼ばれる器具などを使って開けることです。5分もかからず数秒で開く場合もあり、空き巣などの侵入手口の中でも多いのです。
ピッキング犯罪で狙われやすいのがディスクシリンダー錠というタイプの鍵ですが、1970年代に多く出回ったもので、現在でもディスクシリンダー錠が使われているお宅も多いです。
防犯対策の観点から、セキュリティの高い鍵であるディンプルキーに交換することをおすすめします。ディンプルキーでもピッキングされることはありますが、解除までに時間がかかります。犯罪者からすれば、侵入に時間がかかる鍵は敬遠されるので、防犯性に優れているといえます。
クレセント錠は、「錠」と名がついていますが、実は単なる留め具でしかありません。窓からの侵入を防ぐためには、補助錠をつけることがおすすめです。
窓枠に貼り付け、補助錠の爪を起こしてストッパーとして作用する簡単なものから、鍵付きのしっかりしたものまで、各種あります。鍵の代わりに、暗証番号でロックしたり解除したりできるものもあります。
侵入に時間がかかるからあきらめようと空き巣が思うような対策が、効果的な防犯対策です。窓枠の上下2か所に設置することで、防犯効果が高まります。
また、クレセント錠本体を、鍵付きのものに交換するという方法もあります。補助錠は、防犯対策のほか、小さなお子様の転落防止や高齢者の徘徊防止に利用されるケースもあります。
ディンプルシリンダーキーは、表面や側面に小さなくぼみが開いている鍵です。
ディスクシリンダーキーと呼ばれる旧式のカギは側面がギザギザした山の形になっていますが、ディンプルシリンダーキーは、表面に大小の丸い凸凹があります。鍵に刻まれたくぼみとシリンダー内のピンの組み合わせが大変複雑で、ピッキングされにくい鍵です。
ピッキングが不可能というわけではないですが、空き巣から見ると、ピッキングが難しく、侵入に時間がかかるので、あきらめようという気持ちになり、防犯性の高い鍵といえます。また、構造が複雑なので、鍵の複製が難しいことも、他人に悪用される危険が低くなるといえます。
1つのドアに2つの鍵を取り付けることを、「ワンドア・ツーロック」あるいは、「ダブルロック」といいます。
もとからある鍵のほかに、補助錠をつけることで防犯効果が高くなるので、警察庁も推奨しています。侵入に時間がかかることから、空き巣に侵入されにくくなります。
また、2つ鍵がついていることは、見ただけで分かりますから、手間や時間がかかることが予想でき、空き巣はワンドア・ツーロックの家を避ける傾向にあります。ですから、玄関だけでなく、勝手口もワンドア・ツーロックにすることをおすすめします。補助錠は、引き戸の玄関にも対応しています。どのような鍵を取り付けたらよいか、ご希望に沿うようにご提案いたします。
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